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日本工作機械工業会が、2024年3月1日に2024年2月分の工作機械受注額速報を発表した。
受注総額の速報値は114,154百万円で前月比102.9%、対前年比では92.0%で13ヶ月連続で前年同月比の実績を下回った。但し好不況の判断の目安とされる月間受注額1,000億円は36か月連続で上回っている。前年比のマイナス幅は23年5月以降マイナス15~20%程度で推移してきたが、幾分減少幅が小さくなり緩やかながら底入れに向かう傾向も見えてきた。
地域別では内需は32,490百万円(前月比106.2%)で、外需は81,664万円(前月比95.9%)であった。対前年同月比では内需が83.5%、外需が95.9%である。 外需の対前年比下落幅が引き続き縮小傾向で、内需もこれを追っている。通常、1月から2月にかけては受注が減少することが多いが、今年は特に内需が増加しているのが特徴的である。1月に能登半島地震の影響が出た反動の可能性も考えられる。
2024年1月分の受注確報は2月28日に公表されている。 内需業種別では、建設機械向けを除き低調だった。外需は東南アジアが10%程度伸びていた他は低調だった。
シェアの大きい中国向けは対前年比約5%減だった。
中国経済の変調が指摘されているが、工作機械の受注額を見る限りでは23年の秋以降は多少持ち直しているようにも見える。もっとも為替の影響等も考える必要があるため、このデータのみを根拠に直ちに復調とは判断しづらいが、少なくとも加速度的に急降下しているようなことはないと思われる。
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