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【工作機械受注速報に関する記事】
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日本工作機械工業会が、12月11日に2023年11月分の工作機械受注額速報を発表した。
受注総額の速報値は115,884百万円で前月比103.4%、対前年比では86.4%で10ヶ月連続で前年同月比の実績を下回った。好不況の判断の目安とされる月間受注額1,000億円は33か月連続で上回っている。前年比のマイナス幅は23年5月以降マイナス15~20%程度で推移している。
地域別では内需は32,667百万円(前月比97.1%)で、外需は83,217万円(前月比106.1%)であった。対前年同月比では内需が71.5%、外需が94.0%である。 内需は先月に比べて対前年同月比は減少している。
2023年10月分の受注確報は12月4日に公表されている。 内需の産業別では業種別では、建設機械が対前年比174.4%だった他は前年同月比大幅減になった。先月大きく増加した金型は前年比半減の水準であった。外需は一部で増加もあったものの前年比10%~40%程度の減少であった。シェアの大きい中国向けは今月も対前年比約4割減だった。 全般的に弱含みな数字で、世界経済の減速傾向を予感させるような結果であった。近年伽脚光を浴びてきたBEVシフトの動きもここにきてより戻しの風が吹いている。一方、中国経済の動きの鈍さは影響が大きい。市場全体に対するウエイトが大きいだけに底が重い展開が今後も予測される。
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