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【工作機械受注速報に関する記事】
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日本工作機械工業会が、12月9日に2021年11月分の工作機械受注速報を発表した。
受注総額は145,402百万円で前月比97.4%、対前年比では164.0%で引き続き対前年比は大幅に増加し、13カ月連続で前年同月比の実績を上回った。また、好不況の判断の目安とされる月間受注額1,000億円も9ヶ月連続で上回った。
内需は49,793百万円(前月比99.0%)で、外需は95,609万円(前月比96.6%)であった。前年同月比では内需が184.1%、外需が155.1%だった。
今月も引き続きCOVID-19の影響が無かった一昨年の実績との比較を行った。外需、内需合わせた総額ベースでは対前々年比178%となっている。先月まで対前年比が対前々年比よりも大きかったが、今月は対前年比164%で初めて逆転した。踊り場ないし少し頭打ちの傾向が出始めているのかもしれない。
12月2日に発表された10月分の受注確報では、中国向けがやや頭打ち傾向である反面、夏頃からCOVID-19の感染拡大の影響を受けていたマレーシア、インドネシアは好調である。欧州、北米・中南米からの受注も好調だ。 マテリアル全体の不足感は依然として続いている。工作機械業界にも波及しており、部材価格や運賃上昇分を製品価格に転嫁する動きが顕著である。工作機械の動向は受注額ベースで発表されていることから、受注額としては堅調であるものの数量ベースがどのようになっているかが気がかりである。部品・部材不足から機械の納期が長引いていることも懸念材料だ。 全体の見通しとしては明るいものの、サプライチェーンの混乱や原材料の高騰など不安要因も燻っている状況といえるだろう。
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