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【工作機械受注速報に関する記事】
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日本工作機械工業会が、4月11日に2022年3月分の工作機械受注速報を発表した。
受注総額は166,484百万円で前月比119.8%、対前年比では130.2%で引き続き対前年比は大幅に増加し、17カ月連続で前年同月比の実績を上回った。また、好不況の判断の目安とされる月間受注額1,000億円も13ヶ月連続で上回った。
内需は60,050百万円(前月比122.9%)で、外需は106,434万円(前月比118.1%)であった。前年同月比では内需が148.3%、外需が121.8%だった。
一昨年の実績との比較では、外需、内需合わせた総額ベースでは対前々年比215%となっている。
ウクライナ情勢の影響が初めて反映された3月分であるが、工作機械の需要が急増した。
総額で1,600億円超のレベルでは過去には工作機械の部品不足が起こっており、仮にウクライナ侵攻関連の軍需が需要を押し上げているとすれば、紛争特需ということになるかもしれない。外需が大きく牽引していることもその影響かもしれない。 半導体不足など折からの原材料供給難の状況で特需が発生したとなると、需給逼迫はより深刻な状況になる可能性も考えられる。
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