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【工作機械受注速報に関する記事】
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日本工作機械工業会が、4月12日に2021年3月分の工作機械受注速報を発表した。
受注総額は127,823百万円で前月比121.1%、対前年比では165.0%と大幅に増加し、5カ月連続で前年同月比の実績を上回った。また、好不況の判断の目安とされる月間受注額1,000億円も2ヶ月連続で上回った。
内需は40,647百万円(前月比133.4%)で、外需は87,176百万円(前月比116.0%)であった。前年同月比では内需が118.7%、外需が201.8%だった。 引き続き、外需が需要を牽引し、内需は回復の遅れている。 今回はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響が大きいと思われるため、影響がなかった2019年3月との比較を行うと次の通りである。
受注総額ベースでは2019年3月が130,664百万円、2021年3月が127,823万円で、対前々年比は97.8%である。
一方、外需が2019年3月が76,726百万円、2021年3月が87,176万円で、対前々年比は113.6%。内需は2019年3月が53,938百万円、2021年3月が40,647万円で、対前々年比は75.4%と大きく落ち込んでいることが分かる。 景気回復は世界経済に引きずられる形で進むが、半年~1年後には日本だけが低調という状況になる可能性が高いのではないか。
3月30日に発表された21年2月分の受注確報では依然中国向けが好調であるほか、アジアではインドからの受注が好調だった。欧州はEU中心に回復傾向。北米はアメリカが横這いでメキシコは前年比225%。南米も3割増の水準。オセアニア向けは2倍増と大きく伸びている。 内需は輸送機器・とりわけ航空機向けの受注が伸びている。
国内の投資マインドの回復が目下の課題であることは間違いない。
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