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【工作機械受注速報に関する記事】
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受注総額の速報値は110,881百万円で前月比87.2%、対前年比では85.9%で12ヶ月連続で前年同月比の実績を下回った。但し好不況の判断の目安とされる月間受注額1,000億円は35か月連続で上回っている。前年比のマイナス幅は23年5月以降マイナス15~20%程度で推移してきたが、24年に入っても同様に推移している。
地域別では内需は30,520百万円(前月比79.8%)で、外需は80,361万円(前月比90.5%)であった。対前年同月比では内需が70.3%、外需が93.8%である。 外需の対前年比下落幅が縮小傾向である反面、内需の落ち込みが目立った。考えうる可能性としては能登半島地震であるが、この辺りは市中の分析を待ちたい。
2023年12月分の受注確報は2月1日に公表されている。 内需の産業別では業種別では、金型、自動車部品、精密機械、航空機向けで堅調だった。外需は欧州の一部、北米で増加、ブラジルで大きく伸びている。シェアの大きい中国向けは対前年比約19%減だった。
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