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【工作機械受注速報に関する記事】
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受注総額は97,975百万円で前月比110.5%、対前年比では108.7%と2カ月連続で前年同月比の実績を上回った。また、好不況の判断の目安とされる月間受注額1,000億円に迫る水準に達しており、2019年秋以降の落ち込みから回復しつつある。
内外需別では内需が30,763百万円(前月比113.8%)で、外需は67,212百万円(前月比109.0%)であった。前年同月比では内需が82.5%、外需が127.3%だった。
引き続き、外需が需要を牽引する格好で内需に力強さが見られないにある。
12月25日に発表された20年11月分の受注確報では引き続き中国向けが好調であるほか、韓国や台湾など東アジア全域から受注が増えているほか、インドからの受注も伸びが目立った。北米はアメリカが好調、欧州向けは総じて弱いがドイツからの受注が伸びた。中南米は倍増、オセアニア向けも引き続き、割合としては大きく伸びている。 内需の産業別では金型、精密機械向けの受注が好調だった。
全般的に回復基調が鮮明になってきているが、COVID-19の感染再拡大が欧米各国で深刻になっており予断は許さない状況にある。
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