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Hideyasu Matsuura

新人落語大賞の審査に納得

更新日:2022年11月25日

勤労感謝の日ですが、生憎の雨模様。早朝少し用事があって事務所に出たのですが、朝食前に自宅に戻り、その後は雨も強いので外出もせず、午前中はM5Stackの書籍に目を通していました。


昼食後、radikoでTBSラジオの「赤江珠緒たまむずび」と聴こうと思ったのですが、娘がテレビを見ていたので付き合うことにしました。

見ていた番組が、令和4年度NHK新人落語大賞。驚いたことにラジオに出演しているはずの赤江さんが審査員として出ていました。


NHK新人落語大賞は毎年開催されていて、入門15年目までの若手落語家までが出場でき、若手落語家の登竜門ともいわれています。

東西から予選を勝ち抜いた6人の落語家が話芸を競います。今年は桂源太、桂天吾、三遊亭わん丈、立川吉笑、露の紫、林家つる子の6名が残り、このうち落語立川流の立川吉笑が今年の優勝を勝ち取りました。


新人と言っても、入門15年目までが参加できるとあって芸歴もまちまち。もちろん予選を勝ち抜いた落語家だけあって実力はあるのでしょうが、やはり年季の違いというか、噺を聞く機会があまりない私でも、もう少し磨いた方がいいなと思う出場者もいました。


そんな私ですが不覚にも番組の途中に寝てしまい、目覚めると既に番組は終わった後でした。


15時を過ぎて、ふとradikoを聞いてみると、先ほど審査員に出ていた赤江さんが、ラジオ番組で「審査の根拠」を語っていました。

落語家の場面設定と声の抑揚や人物描写のズレなど「確かにそう思った」ことばかりで、大変よく観察しているものだと舌を巻きました。

ただ、あまりにも核心を突きすぎていたのか、最後は若干トーンダウン気味でした。


しかし、よく考えてみると私のやっている仕事も、現地・現物を見て見たこと、感じたことを言語に変え、さらには根拠を持ってそれを数字で現すことを時に求められます。

なんとなく気持ち悪いとも思ってもそこを適切に説明するというのは思うより簡単ではありません。それこそ何度か失敗をしつつ年季が入って視点が定まってくるといった部分もあります。まだまだできないこと、分からないことも多いのですが。


なんとなくダラッとした休日の午後ですが、いろいろと勉強になることが多いと思いました。まだまだ、勉強ですね。

ちなみに、落語について語るとしたら、当研究会でも高座に上がられる師匠がいらっしゃいますので、私は慎みたいと思います。 令和4年度NHK新人落語大賞

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