連日暑い日が続いています。 今日も猛暑日になる地域が多くなりそうです。
どうぞご自愛ください。
大体、20世紀に少年時代を過ごされた方にとっては「猛暑日」という言葉は、少年時代にご存じなかったはずです。 気象庁が最高気温35度以上の日を「猛暑日」と呼ぶようになったのは2007年からで、さらに2022年からは最高気温40度以上の日を「酷暑日」と呼んでいるそうです。15年の間に「猛暑日」では表現できない日が増えたともいえるでしょう。 昨年も9月まで猛烈に暑い日が続きました。来年こそは少し過ごしやすい夏になってくれればと思っていたのですが、2月に台湾の南の方に出張した時に最高気温33℃になった日がありました。 現地の方も「2月でこの暑さは異常だ」と仰っていたのですが、それだけ熱い空気があるということは、夏になって太平洋高気圧が強くなるとその空気が上がってくるかもしれないと嫌な予感がしたものです。 ちなみに台湾の南の方は夏になると38℃~40℃の日が続くそうで「長いズボンなんか穿いていられませんよ。短パンじゃないと」と仰っていました。 しかし、ここ数日は最高気温が38℃くらいになる日が多いので、日本もほとんど変わらない状態と言えそうです。 こうなってくると夏の過ごし方も変えていかなくてはなりません。 先週、住まいの近隣の子ども会でお神輿をやったのですが、酷暑のため途中で未就学児が揃って朦朧とした状態になってしまい、途中で切り上げてもらうことになりました。 水分もたっぷり補給させていたのですが、もう外を歩くこと自体が小さな子供には危険になっているのかもしれません。おそらく来年は人手不足もありできないとは思いますが、暑すぎてできないことが他にも増えていきそうな感じです。 年々上がってゆく気温。地球温暖化の影響と言われていますが、温暖化抑制のためには化石燃料の使用を減らし、再生可能エネルギーへの転換が必要だと言われています。 しかしながら、再生可能エネルギーにすれば化石燃料の使用を全廃できるわけでもなさそうですし、再生可能エネルギーに対する風当たりが日に日に強くなっていく現状を見ていると、本当に抑制が可能なのか、暗澹たる気持ちにもなります。 今はエアコンのある部屋にいれば何とか快適に過ごせますが、現在使われているエアコンは外気温が43℃以上になると効果が得られなくなるとされています。先述の台湾の案件でもあったのですが、現地のエアコンは日本のものより強力なものが多く、そこから考えても夏を乗り切るコストは増えそうな予感がします。 とはいえ、先のことを考えすぎるより、まず今年の夏を乗り切っていきましょう。
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