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機械設備の時価評価は地方が熱心?

最終更新: 5月21日

COVID関連で急激に景気が悪くなり、機械設備の評価に関しても相談を受けたり、案件の検討を依頼されたりが増えてきました。地方での案件が多いです。 再生や事業譲渡絡みになるのですが、地方の場合は地価が低位で相対的に機械設備の価値の方が高くなるため、どうしても機械設備の時価評価への期待が大きくなるとのことでした。

機械設備は設置場所によって機械本体の価格が変わることはあまりないのですが、不動産の場合は、不動産の地域性で価値が変わります。10億円の機械を、地価10億円の用地に設置すれば、機械の場合は減価(償却)しますから、土地の価値の方がウエイトが大きくなります。一方10億円の機械を地価1億円の用地に設置すれば、10%の残価率とみた場合、償却が終わったレベルで、地価=機械設備の時価になりますから、土地も機械設備も重要度は同等になります。実際は税法上の基準で減価償却を行った場合、実使用年数より耐用年数の方が短く、しかも備忘価格まで償却しますから、時価評価をやる意義がより高くなります。 ですので、資産査定の評価によって破産や更正の命運が決まる場合など特に少しでも価値を拾いたい場合はなどは時価評価の出番になりますが、機械設備の構成ウエイトが高まる地方での評価が多くなるという訳です。 この大変な時に少しでもお役に立てればと思うところです。


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