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EUのプラスチック戦略が機械設備評価に与える影響は?

最終更新: 2018年11月21日

欧州委員会は先月28日、使い捨てプラスチック製品の禁止を EU加盟国と欧州議会に提案したという。 使い捨てプラ製品禁止を ストローなど、欧州委提案:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31078420Z20C18A5EAF000/

プラスチック製品は食品関係や包装関係に幅広く使用されており、 全面的に禁止された場合は相当に大きな影響が出るものと考えられる。

欧州の話ではあるが、日本も無関係とはいえないだろう。 日本でも海洋のマイクロプラスチック汚染に対する関心が高まっており、 周囲を海に囲まれていることを考えれば、欧州の動きに早い段階で追随する可能性も否定できない。

記事から読む限りでは安価な代替品のある製品は流通禁止、プラスチック漁具などは製造メーカーに費用負担が課されると見て取ることができる。

こうなるとプラスチック製品の製造装置に対する影響が考えられる他、 プラスチック製品の使用が多い食品関係や日用品などの容器包装関係や、 これらにかかる印刷分野においても大きな影響が出る可能性もある。

規制の強化は典型的な経済的退化の要因であり、 プラスチック製品製造機械の新規市場の縮小、中古市場のだぶつきなどが起こる可能性もある。 一方、プラスチックを発生させないプラスチックやセルロースなのファイバーなどの 新素材への転換が急速に進むことも考えられる。

プラスチックに関する規制の今後の動向に注視する必要があるだろう。

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