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動産(機械設備)の鑑定評価で求める価値

最終更新: 10月7日

動産(機械・設備など)の価値は、どのような前提で評価するかによって異なることが通常です。

評価対象物の状態や使用方法、また評価目的により以下のような価値を求めることになります。 

動産(機械設備)の鑑定評価においてどのような価値を求めるかは依頼者様と当組合で事前に協議・検討を行って決定し、評価依頼契約を締結した上で実際の評価に着手します。

求める価値はご依頼の目的や法令上の制限等も考慮したうえでご提案いたします。また、一つの価値のみではなく、複数の価値を求めることも可能です(任意清算価値を求める場合に参考として強制清算価値を求める場合など)。

価値の定義はこちらでも御紹介しております。
機械設備の評価業務についてお調べの場合はこちらで御紹介しております。
企業会計向けの機械設備評価はこちらでご案内しております。

評価で求める価値の定義

  1. Fair market value/公正市場価値 自発的な買い手と自発的な売り手が、いずれも売買を強制されることなく、また双方があらゆる関連事実を十分に知った上で、双方に公正に取引を行う場合に、資産に対し合理的に期待され得る、特定日現在における金銭的に表示された予想額である。

  2. Fair market value in continued use/公正市場価値-継続使用 自発的な買い手と自発的な売り手が、いずれも売買を強制されることなく、また双方が設置を含むあらゆる関連事実を十分に知った上で、双方に公正に取引を行う場合に、当該収益が報告された価値を裏付けるものであるとの前提で、資産に対し合理的に期待され得る、特定日現在における金銭的に表示された予想額である。この額には、当該資産を十分に運転可能とするための設置およびその他の組立コスト等、通常のあらゆる直接および間接コストが含まれる。

  3. Fair market value—installed/公正市場価値-設置 自発的な買い手と自発的な売り手が、いずれも売買を強制されることなく、また双方が設置を含むあらゆる関連事実を十分に知った上で、双方に公正に取引を行う場合に、設置済み資産に対し合理的に期待され得る、特定日現在における金銭的に表示された予想額である。この額には、当該資産を十分に運転可能とするための設置およびその他の組立コスト等、通常のあらゆる直接および間接コストが含まれる。

  4. Fair market value—removal/公正市場価値-撤去(移転を伴う) 自発的な買い手と自発的な売り手が、いずれも売買を強制されることなく、双方があらゆる関連事実を十分に知った上で、双方に公正に取引を行う場合に、当該資産が別の場所に移動されるとの前提で、資産に対し合理的に期待され得る、特定日現在における金銭的に表示された予想額である。

  5. Liquidation value in place/現状設置下での清算価値 破綻した施設の全体が、売却完了の制限期間内に売却されるとの前提で、当該施設より一般に実現され得る特定日現在における金銭的に表示された予想総額である。

  6. Orderly liquidation value/任意清算価値 売り手が現状有姿での売却を余儀なくされる場合に、買い手を見つける合理的な期間があるという前提で、清算売却により一般に実現され得る、特定日現在における金銭的に表示された予想総額である。

  7. Forced liquidation value/強制清算価値 売り手が緊急に現状有姿での売却を余儀なくされる場合に、適切に公告され実施された競売によって一般に実現され得る、特定日現在における金銭的に表示された予想総額である。

  8. Salvage value/回収可能価値 別の場所で使用するために撤去した資産全体またはその構成要素に対し期待され得る、特定日現在における金銭的に表示された予想金額である。

  9. Scrap value/スクラップ価値 生産用途ではなく、そこに含まれる材料を売り物として売却する場合に、資産について実現され得る、特定日現在における金銭的に表示された予想額である。

評価で求める価値について詳しく知りたい方にはこちらからどうぞ。

定義は2011年7月に一般社団法人日本資産評価士協会が発行した資料による。


フロンティア資産評価研究会 松浦 英泰


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