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  • 執筆者の写真Frontier Valuation

国際総合印刷機材展(IGAS2015)

9月11日(金)~16日(水)まで東京ビッグサイトで開催されている国際総合印刷機材展(IGAS2015)を見学してきました。 📷 IGASは4年に一度開催されている印刷機材の展示会で、世界4大印刷機材展(デュッセルドルフ、シカゴ、ロンドン、東京)のひとつに数えられています。国際展だけあって、会場では日本語に混じってアジアの言語もよく耳にしました。

印刷というと紙に印刷するものと考えがちですが、フィルムや凹凸のあるものなど多種多様な印刷物があります。 中にはプラスチックに印刷したものを金型で整形する事例も紹介されており、ゲームパッドやマウスなど等の製品に使われているようでした。

また、印刷機といっても大型の枚葉オフセット印刷機、フレキソ、グラビアなど多種多様です。 最近では版を作らないデジタル印刷機やインクジェット印刷機なども版図を拡大しているようです。

印刷機器もデジタル化、IT化や環境問題に対する意識の高まりからVOC等の有害物質の利用を減らす必要性が高まったこと等により急激に技術革新が進んでいます。新型機のみならず、旧型の機械でもリビルド等により技術革新がもたらされるケースもあるとのことで、評価実務においては留意すべきこと、調べるべきことが多く、かつ複雑なものになると思われます。

評価人としてはいずれかの分野に特化して深く勉強できればいいのですが、ご依頼に応じて様々な機械が評価対象となるのが現実です。今回のように大きな展示会がある場合など折に触れて勉強していきたいと思います。 2015.9.15

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