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日米工作機械の明暗分けたCNCへのMPU採用

先日、調べ物をしていたら面白い記事を見つけたので紹介したい。 ファナックが勝ちGEは撤退、日米工作機械の明暗分けたCNCへのMPU採用

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00831/090300008/?ST=print


「いいものを作っていれば勝てる」といった話はよく聞くが、必ずしもそうとは言えないのが現実である。比較してみるとどう考えても競合品より優れているのに売れ行きでは完敗といった製品が世の中にあることは事実だ。

工作機械では日本やドイツ、スイス等の製品をよく見かけるが、米国製はさほど多くはない。かつては米国製が強かったが、日本製の工作機械が力をつけた理由がCNCへのMPU採用だという。米国は機械の精度を優先するあまり当時性能が高くなかったMPUをCNCに搭載するのが遅れ、精度の要求が高くなかった中小企業向けの販売が主だった日本メーカーの方がMPUの採用に積極的で、それがやがて逆転劇に繋がったという。  

今や工作機械はほぼ数値制御によるもので、その中枢を担うものがCNCであり、特にファナック社のCNCは世界的に広く使われている。 現在ではマシニングセンターなどの工作機械は成熟し、レーザー加工機や 金属3Dプリンタなど新しい種類の加工機も徐々に版図を拡大している。これらの加工機もまだまだ発展途上であるが、各々の得意分野から在来の工作機のシェアを侵食していく可能性も高いと思われる。 長期的に物事を考える時には「精度が高い」「性能が良い」といった触れ込みには一歩引いて反芻した方が良いかも知れない。



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