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2019年6月分の工作機械受注額(速報)は1,000億円割れ

最終更新: 9月10日

毎月の受注速報を含む工作機械関連記事はこちらからどうぞ 一般社団法人日本工作機械工業会が2019年6月分の工作機械受注額(速報)を発表した。 受注総額は98,829百万円 前月比91.1% 前年同月比62.0%で、僅かではあるが好不況を判断する目安とされる1ヶ月あたりの受注額1,000億円(100,000百万円)を割り込んだ。 特に前年同月比ではマイナス38%の減少である。 受注額のうち内需は 37,603百万円 前月比 88.0% 前年同月比 59.7% 。外需が 61,226百万円 前月比 93.0% 前年同月比 63.6% となっており、内需、外需共に急減速しており内需の方がやや厳しい状況である。

工作機械業界は空前の活況といわれてきたが、2016年11月以来キープしてきた受注総額1,000億円のラインを32ヶ月ぶりに割ったことになり、状況は不透明になった。 米中貿易摩擦は予断を許さない状況でここに来て、日本政府が韓国に対するホワイト国待遇を除外する姿勢を打ち出し、工作機械の輸出にも飛び火する可能性が出てきたことから、今後の工作機械の生産動向はますます不透明になる恐れがある。

工作機械以外にも、東京オリンピックに伴う建設工事がほぼ終わりを迎え、鋼材価格も値下がりに転じるなど、他の指標もさえない。今年後半は消費税率の改定もあり、景気の急減速も十分あり得るのではなかろうか。

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フロンティア資産評価研究会 松浦 英泰


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