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景気動向を占う工作機械の受注動向 ~2019年5月速報値から

最終更新: 9月10日

毎月の受注速報を含む工作機械関連記事はこちらからどうぞ 昨日、勉強会があり、私はアポイントを間違えて遅参になってしまったのだが、他の参加者の方から聞いた話で、油圧機械や工作機械が景気動向を占うものという話があったそうだ。   工作機械はこちらのコラムでも度々ウオッチしている。 最新の数字は日本工作機械工業会から毎月発表される受注統計から知ることができる。 http://www.jmtba.or.jp/machine/data

最新の5月分の統計速報によれば受注総額は108,456百万円で前月比が99.8%、前年同月比では72.7%であり、前年比で見ると大幅に落ち込んでいるが前月比横這いで、下げ止まっている局面と見ることができそうだ。ちなみに下落は8ヶ月連続となっている。


工作機械業界の好不況は月当たりの受注額1,000億円が判断の分かれ目といわれる。 現状ではこの数字をクリアしているがギリギリ踏みとどまっている水準である。 受注額のうち内需 42,627百万円、前月比97.9% 前年同月比67.8% 外需は65,829百万円 前月比101.1% 前年同月比76.2%で、国内の需要の落ち込みが海外に比べて大きいことが分かる。

今回の落ち込みは米中の貿易摩擦に端を発しているが、予想以上に長期化しており、日本経済全体で見るとこれから少し重たい展開が長く続くかもしれない。


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フロンティア資産評価研究会 松浦 英泰


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