10月に築地から豊洲に移転してオープンした東京都中央卸売市場。 実はJIMTOF2018の視察に入った帰りに立ち寄ってきました。
豊洲市場には見学者のコースが設けられており、新たな観光の名所としての活用も考えられているようです。
市場は朝早くから開いており、訪れた午後3時は市場にとっては真夜中のようなもの。市場内のほぼすべての店舗は既に閉店しており、開いている飲食店もラストオーダーの後。見学に来た人々もガッカリした様子でした。
見学コースには何箇所か展示物スペースが設けられており、市場で取り扱っているものや市場の歴史、機械類も展示されていました。
テレビなどで注目を浴びていたあのターレも展示されていました。ご存じの通り、市場内で荷物の運搬に利用されている機械です。
「ニチユ」の表記があります。少し前に他の会社と合併して名前は変わりましたが、フォークリフトのメーカーとしてお馴染みで、評価でもフォークリフトとしては対象物に含まれていたことがありました。ターレは扱ったことはないのですが、実物を観察するとフォークリフトの親戚なんだなと思いました。
どうしても銘板はチェックしたくなります。メーカーによって表記してある内容は違うのですが、型式やシリアルナンバーはほとんどの場合で記載されているので、そのものを特定する大きな手がかりになります。
ちなみにこのターレは電動です。市場内で使うため、排ガスや油漏れのない電動が選ばれているのではないでしょうか。
この小さなボティに1t積載できるのですからかなりの力持ちです。アワーメーターも...なんて思いましたがそこまでは遠慮しておきました。
市場が動いていないときはこんな楽しみ方もあります。
Comments