米国鑑定士協会(ASA)の評価人資格は基本的に5年の期間制限があり、引き続き資格を維持するためには更新が必要になる。このあたりは日本の運転免許と同じであるが、日本のいわゆる士業の場合は死ぬまで有効であるとこを考えれば厳格であると言える。
私の場合は2014年の7月に資格認定を受けているので、来年2019年の7月までが有効期間である。資格更新は期限が切れる1年前から可能で、この期間に手続をすれば有効期限が期間満了日からさらに5年間延長される(手続を行った日から5年間ではない)。 更新には100時間の継続教育が必要になるが、これは9月初めまでにクリアできたので、すぐにやっても良かったのであるが、諸事情あって見合わせていた。 ここにきて条件も整ったので、早速手続き。ASAのWebサイトで全て完了するので10分もかからず完了した。あまりにもあっけなかったのでもう少し感動する何かが欲しいと思うくらいだが、主な相手は私のような暇人ではなく多忙なビジネスパーソンなので、スマートにできるシステムなのだろう。
評価人仲間と継続教育の情報交換をして無事更新にこぎ着けることができた。本当に感謝である。情報交換をしていた皆さんもゴールが近いとの話なのでこのちっぽけな感動?を共有できれば何よりである。
来年の7月までは継続教育を受講しても次の期間のポイントにはならないが、それを過ぎるとまたポイント稼ぎが始まる。とはいえ、ポイントにならなくても興味のあることは積極的に吸収していきたいと思う。
更新費用は$275でクレジットカードで支払う(海外旅行でもよく経験するのと同じように使用可能なブランドはVisa、Master、American Expressのみで JCBは使えない)。証明書はプリントアウトできるが、ASAが発行した証明書が欲しければオプションで$10が必要である。
残りの心配事といえば為替の行方....である。
米国鑑定士協会認定資産評価士(機械・設備)
松浦 英泰
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