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  • 執筆者の写真Frontier Valuation

今年も「やぐら鶴」 - "気持ち悪い"を見逃すな

更新日:2018年11月21日

静岡県青年司法書士協議会主催の「Rcafeしずおか」で、もはや"看板コンテンツ"的存在 になっている「やぐら鶴」に参加してきました。

「やぐら鶴」は獣医師の堀北哲也さんと獣医師・DJの柴田正志さんが宮崎で発生した 口蹄疫を巡る混乱をヒントにチームビルディングの訓練のためのゲームとして開発されたものです。

詳しい内容については、「参加して体験してみて下さい」とだけ言っておくことにします。

2011年から参加しているのでかれこれ6回目になりますが、毎回違った仮題を突きつけられる という奥が深いゲームです。

今年は、6チーム構成で、経験者のみで構成されるチームに入りました。 初心者に比べれば経験者は有利かと思えばさにあらず。 毎年新しい要素が付け加えたり、新しい発想で勝負を挑んでくる 新規参加者チームありでなかなか勝つことができません。

ことしも、意外な引っかけで、なんと全チーム負けという結果になりました。

それが、このカード。

胡散臭さプンプンです。 しかし、ここに書いてある本当の意味を把握できませんでした。

実は、チーム対抗ではなく参加者全員力を合わせて同じ作業をしろ という意味だったんですが、「チーム対抗」という過去の経験が邪魔をして 「気持ち悪さ」を感じながらも軽く読み流してしまったのです。

ゲーム終了後、振り返りの討論が行われ、情報伝達や情報の真意を確認する 重要性について鋭い議論になりました。

今までと同じ、あるいは似ていると思ってタカを括っていたが、 実は大きく違っていたというようなことは往々にしてあります。

堀北先生に伺った話では、乳牛にいつもワクチン注射を打っている獣医師が 口蹄疫の殺処分の際「いつもやっているから」といって肉牛に注射を打とうと したことがあったとのこと。 牛に注射を打つなら問題はないと思うものの、 普段から搾乳などで人とふれあう機会が多い乳牛と、そうした機会が少ない 肉牛では、注射の難しさは違うのだそうです。

評価の世界でも、機械設備なんて...というような話を聞きますが、 知らない、あるいはきちんと認識しないとは怖いことだと思うことがあります。

他人を替えることはできませんが、私自身は落とし穴に落ちないように... とは思っています。 しかし、現実に"落とし穴に落ちている"わけで..。まだまだ研鑽あるのみです。

◆全国畜産支援研究会 「農場どないすんねん研究会」 http://www.obihiro.ac.jp/~epi-africa/com.htm

◆R cafe しずおか  https://www.facebook.com/rcafeshizuoka

 

米国鑑定士協会認定資産評価士(機械・設備) 松浦 英泰 

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