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  • 執筆者の写真Frontier Valuation

2023年1月分の工作機械受注額速報

更新日:4月10日

※最新の動向については下段リンクからご覧下さい

【工作機械受注速報に関する記事】

 

日本工作機械工業会が、2月9日に2023年1月分の工作機械受注速報を発表した。

2021年4月から2023年1月までの受注総額推移
2021年4月から2023年1月までの受注総額推移

 受注総額の速報値は129,083百万円で前月比91.8%、対前年比では90.3%で前年同月比の実績を下回った。好不況の判断の目安とされる月間受注額1,000億円は24か月連続で上回っており、受注額自体は依然高水準を維持している。  地域別では内需は43,410百万円(前月比102.7%)で、外需は85,673万円(前月比87.2%)であった。対前年比では内需が98.3%、外需が86.8%となっている。  内需、外需共に前年同月比割れとなっており、外需の落ち込みが大きいのが目立つ。

 好不況判断の目安とされる受注額1,000億円のラインをどこまでキープできるかがに関心が向く状況である。

   

 2022年12月分の受注確報は昨年の12月28日に公表されている。  内需の産業別では業種別では、鉄鋼・非鉄金属業種向けが前年同月比145.8%となっている他は全業種で前年を下回っており、全体では17.4%の減少となった。外需は東南アジア、欧州、北米向けが強く、シェアの大きい中国向けはほぼ横ばいとなっている。  受注総額としては依然底堅いが、縮小傾向が続いている。金融市場は引き締め傾向、IT関連業種の雲行きが怪しく、ウクライナ紛争や中国と西側諸国との摩擦が弱まる気配もなく、好材料に乏しい現状である。   【工作機械受注速報に関する記事】

【出典】

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