先般の10連休、家族サービスで子供向けのイベントに出かけた。 そこで展示されていたロボット。ロボットメーカーのIAIによるお絵かきロボットだ。

正確に時間を計るのを忘れてしまったが、用紙をセットしてボタンを押すと1分程度でサササっと絵を描いてくれる。
さすがはロボットで動きに無駄がなく、流麗に描いてくれる。感心していると子供に「ロボットはどこ?」と聞かれた。 確かに絵本やアニメに出てくるロボットは、人間のように顔があって2本の腕があって2足歩行する。そんなロボットと比べると目の前にある機械はロボットではないと思っても仕方がないだろう。 工場に行っても実際に働いているロボットは、片腕だけのアーム型のものが多い。同じ場所で同じ動作を高精度でできるように調整されているから、足があるわけでない。仮に足があって動けるのなら、調整は大変だろう。 じつはこのロボットにもキャリブレーションについてのステッカーが貼ってあった。固定型のロボットでも移設すればまたキャリブレーションはやり直しになってしまう。 子供には「これもロボットなんだよ」と言っておいたけど、絵本やアニメにでてくるロボットは少数派なんて夢を壊してしまうことを言うのはやめておくことにした。
フロンティア資産評価研究会 松浦 英泰
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